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『20世紀少年』<70点>

この作品は、長編の漫画を原作とした映画ですね。

3部作です。

完全な続き物なので、一つ一つについての感想ではなく、
3部作全ての感想をここで書きましょう。

*以下ネタバレです。注意してください。





まず、映像面ですが、普通です。
大作だと聞いていたので、ちょっと期待しすぎました。
もう一度いいますが、

普通です。

海外との比較ではなく、
日本映画全体の中で見て、
普通です。


少し残念です。


ただ、この作品は、映像的な部分より、
脚本な部分で、ちょっと、不満がありましたね。

第1章は気にならなかったんですが、
第2章、第3章と、後半に行くほどに、
微妙な感じになってしまったような気がします。
何が微妙かって言うと、それは、


マスクをかぶった男が世界を征服してしまうのは、どうなの?


ってことです。
あまりにも非現実的ですね。
ありえません。


原作のファンならば、そんな疑問なんてものは、
お約束として無視出来るのかも知れませんが、
原作を知らずにいきなり映画を見た人は、やはり、
この根本的な違和感を解消できないのではないでしょうか。

実際、一番面白かったのは、カルト教団の教祖でとどまっていた、
第一章だったような気がします。
そこにリアリティーを見出せたからです。
2部以降は、それが、ありませんでした。


また、この物語、ケンジをヒーローとして、
ちょっと持ち上げすぎているのも気になりました。
正直、そんな活躍してなかったと思うんですが、
なぜか、皆の中では、ちょっと別格扱いになっていて、
奇妙な感じを受けましたね。
第3章で復活してきたときなどは、本人の性格も、
なぜか、すっかりヒーローっぽくなっていて、
違和感ありありです。
最後、みんなのヒーローのような感じで登場するところも、
歌を歌って終わるところも、違和感がありました。
そんなに良い歌でもない、というのが、
またなんともいえない気分にさせられます。

もっと良い歌で、良い歌声なら、また感想は違ったのかもしれませんが。


もう一つ気になったのは、ともだち、に対して、
武装蜂起を呼びかけた氷の女王カンナに対する、他の人たちの反応です。

ともだちは、世界中で何億、何十億という人間を殺した、
人類史上、まれに見る大悪党です。
しかも、どう見ても狂人であり、
なおかつ、凄まじい権力者です。

その怪物に対抗するために氷の女王カンナが武装蜂起を呼びかけるのは、
あまりにも当然の流れです。
それなのに、その行為を良くないこととして、
周りの人間が諭してしまうんですね。

この流れがあまりにもぬるく感じました。
あまりにも、奇麗事すぎます。
既に世界中の人間が殺されているのに、
都民が犠牲に、とか、いまさら何をばかなことを、と思ってしまいました。

リアリティーがなさすぎますね。

これが原作の問題なのかどうかは、
原作を読んでないので分りませんが、
脚本に問題があると思います。


ただ、第一章は、本当に面白かったです。
リアルに不気味で恐くて、これからどうなるんだろう、
とドキドキしましたね。

その面白さがあったから、第二章、第三章と、
最後まで飽きることなく楽しめました。

いろいろ文句を書きましたが、
トータルでみれば、なかなか面白かったと思います。




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  • メディア: おもちゃ&ホビー






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