スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『アップサイドダウン 重力の恋人』〈65点〉

2012年制作。
ファンタジーな恋愛映画。


*以下、完全ネタバレです。
覚悟して下さい。
ネタバレが嫌な方は読まないように。




えー、
これは、
なんかすごい設定の作品です。

よくわかりませんが、
なんとこの映画の世界では、
重力が上と下に働いてまして、
上の住人は上に引っ張られ、
下の住人は下に引っ張られ、
でも、
上下の世界が共存しているので、
上に行けばお互いの世界と接することができる、
という感じになっています。


非常に面白そうな設定ですね。
誰が考えたか知りませんが、
このアイディアだけで、
この作品を評価したくなります。

映像もなかなか良いです。

食いつきはとてもよいタイプの映画じゃないでしょうか。

ただ、ですね、

非常にもったいないことに、
肝心要の部分が、
少し弱かった。


この映画は、SFファンタジーな設定ではありますが、

恋愛映画、

です。


2つに別れた世界の男と女、
本来結ばれてはいけない、
男と女、
ですよ。



となると、もう、当然、
これは期待しちゃうわけです。

ふたつの世界に引き裂かれた男女の、
狂おしいほどの恋を。


ここまで突拍子もないファンタジックな設定にして、
完全に2つの世界に分けてしまったからには、
そこを期待せずにいられない。

ところが、
この設定から想像されるほどの激しさは、
この映画にはない。

割と、さくさくっと全てが進んでしまいます。


いや、
別に、
全く面白くない映画、とかじゃないんですよ。

楽しめる人も結構いるとおもいます。
私も、
さくっと最後まで楽しめました。
だから、
そんなにひどい作品ではないんです。


ただ、
この設定で、
そんなサクサクしちゃっていいのか、
って話です。

正直、物足りない。



では、なぜ物足りなく感じたのか。

まず、
この映画、
多分、恋愛で一番盛り上がる部分を、
設定に入れてしまっていて、
それを序盤で説明的に、
サクサクッと終わらせちゃってるんですよね。

詳しいことは言いませんが、
この作品は、
物語が一つ終わったあとから始まるんです。

まあ、
これはそういうお話だから、
とか言われてしまいそうですが、
でも、
どうにも盛り上がりに欠ける気がするのは、
最初の部分をタンパクにしてしまったせいじゃないかと思いますね。

まあ、
見てない人は何言ってるかわからないと思いますが、



それと、
主人公の設定にも文句があるんですよね。
なんて、
こんなタイプにしてしまったのか。

まあ、
ああいうふうにしないと、
会いに行けないので、
ああいうふうにしたんでしょうけども、
都合に合わせちゃってますよね。
なんか安易な気がします。

まあこの文句も、
話を根本から変えてしまわないと、
どうしようもないんですが。


結局、
作り手は、
この奇想天外な世界を作ること、
見せることに満足してしまって、
肝心の部分をないがしろにしてしまった気がしますね。


非常に、惜しい作品だと思います。





関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

Secret

検索フォーム
カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
広告
広告
お気に入り
RSSリンクの表示
最新トラックバック
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。