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『しんぼる』〈65点〉

日本が誇るお笑い芸人?
松本人志の監督作品。
2009年制作。


*以下、ネタバレです。

本当に完全ネタバレですので、


観てない人は、読まないでください。


読んだ後で、

ネタバレしやがって、

とか言われても、

知りません。











この作品は、
あのダウンタウンの松本人志が撮った作品ですね。

松本人志が映画を撮っている、と言うことは、
もちろん知っていましたが、
なぜか、一本も観ていなかったので、
とりあえず、適当にこれを借りてきて、
見てみました。


物語は、メキシコから始まります。
なにか、そこで物語が進行する気配ですが、
突然、場面が変わり、
何もない真っ白な部屋のなかに、
パジャマを着たおかっぱ頭の松本人志が。

これは一体何ごとか?

ここは一体どこなんだ?

よくわからないうちに、
なんと壁から天使が出てきて、
またまたビックリ。

さて、
松本人志の運命は?

というお話です。


では、感想を。


え~、

アイディアは、面白いなあと思いました。


壁にチンコ。


これは、かなり素晴しい。


そのアイディアで興味を引いている部分は、
この映画は、面白い。


映像的な部分も、
天使が出てくるところとか、
なかなか、インパクトがあってよかったです。

しょっぱなの印象は悪くないですね。


白い部屋の中での出来事は、
序盤は割りと面白かった。

ただ、
だんだんと微妙になっていきます。


白い部屋で、松本人志は、
たった一人でボケてはツッコミ、
色々と、

面白い、

っぽいことををやってるんですが、
どうも、
面白いだろ?
と思ってるであろう部分が、
あまり面白く無いんですよね。

面白い部分もあったと思うんですが、
ただ、
松本人志の行動が、
最初の、不条理世界へのリアルな驚きから、
どんどんベタでありがちなコント演技になって行きまして、
映画としてというよりは、
普通にテレビのコント、
しかもちょっと子供向けの、
わかりやす~い、
ベタなコントを観てる感じになって行きます。

普通の大人なら、すぐに気づくだろうという部分に、
なかなか気づいてくれないから、
それがコント演出であることは分かっていても、
見ていて、イラッとします。

仮に、ベタな笑いを取りに行くとしても、
もう少しリアルな感じじゃないと、ダメだと思うんですけどね。

不条理世界は、
そこに常識をもった普通の人間がいるから不条理なわけで。


この不条理世界を考えると、
物語の主人公は、
松本人志じゃない人が良かったかもしれませんね。


不条理世界は、ボケそのものなので、
ボケにボケでは、相性が悪い。

オカッパのヅラでいきなり見た目からボケようとしてる人に、
この世界は相性が悪すぎる。


不条理に上手につっこめる人のほうが、
この世界に合致したかも。


ま、
でも、
不条理世界は、割と面白く見れました。

ただ、
それと並行して進んでいたメキシコパート、
これは、つまらなかった。

くそつまらない。


興味を引くような物語がないので、
観てる途中から、
これは、じ~っと引っ張って、
何か一発、狙っているんだろうな、
ということは推測出来ます。

誰でもそれはわかります。


そして、実際、そのとおりになります。


ためて、ためて、
ドカン。


確かに、それはびっくりしました。

ちゃんと驚きはあります。


ただ、
それは一体何?

って感じでもあります。

意表をつく、という意味では成功してると思うんですが、
でも、

それは何?
って感じなんです。

これを面白いと思ってやってるのか、
ビックリさせようとしてやってるのか、
何か深い意味があるのか、
なんなのか。


まあ、オチの部分はともかく、
このメキシコパートは、
ちょっと下手くそです。

メキシコパートは、
基本退屈だし、
わかりにくいんですよね。

もしかしたら、
登場人物たちの行動、カット、
一つ一つに、何か意味があるのかもしれません。
ただ、
仮に何か裏設定があったとしても、
観てる人には、わかんないんですよ。

ほとんどの人が、
ただ、退屈すると思います。


ま、でも、
物凄く深読み出来る人ならば、
この映画の全て、
コント部分も含めて、
そのすべての行動に、
何らかの意味を汲み取ってあげられるかもしれません。


部屋の中のちょっと意地悪な仕組みとか、
彼の行った行為一つ一つに、
何らかの意味、を付け加えて、

これは希望を表している、とか、
これは祈りを表している、とか、
これは煩悩を表している、とか、
これは達観を表している、とか、
これは試練を表している、とか、
なんとかかんとか。



でも、
仮に本当に、
その一つ一つに細かい裏設定のようなものがあったとして、
それが、観てる側に伝わらなければ、
それは、
作り手のオナニーですけどね。



もっと普通に物語を作れなかったんでしょうか。


メキシコパートは、
ただ映像だけでオチまで引っ張るには、
尺が長すぎた。


白い部屋のパートは、
途中はふざけててもいいから、
最後は、
壁から出てきた色んな物を組み合わせて、

おお、上手い!
その手があるか!

とか、
そういう、
知的な喜びを与えるような感じで部屋を脱出させたほうが、
面白かったと思うんですけどね。

でも、
それをすると、
松本人志の考えた、
何か宗教的な裏設定みたいなのが崩れちゃうんですかね。


よくわかりませんけど。


ま、
色々言いましたけど、
まあまあ普通に映画してます。


とりあえず、
チンコを持ってきたところは、
さすがお笑い芸人ですかね。



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