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『空気人形』〈65点〉

空気人形が主人公の映画。
2009年制作。
主演は、ペ・ドゥナ。
他に、ARATA、板尾創路、など。



*以下、ネタバレです。
注意してください。



性欲処理として使われる人形、
俗にいうダッチワイフ、が、
なんと、心を持ってしまいました。
さあ、
どうなるんでしょう。
というお話です。


では、感想を。



この映画は、
ダッチワイフが、人間になる、
という凄い設定です。

完全にエロ目線で見てみたくなる設定ですが、
中身は、意外なほど、
芸術してまして、
そこをさて、
どう捉えるか、というところです。


人間の心の有り様、
特に現代社会の、病んだ心、傷んだ心、
そういうものを、
もともと心がなかったダッチワイフとの対比によって、
より浮き立たせよう、

という試みがある作品、
なんですかね。

まあ、そんな感じです。


物語性よりは、テーマ性を重視した、
ちょっと高尚な雰囲気を意識した作品なので、
普段、
大衆向け娯楽映画しか見ない人などには、
受け付けにくい映画でしょう。

実際、
娯楽映画としてみた場合は、
はっきり言って、
ダメダメです。

何がダメって、

テンポ悪いです。

エロ絡みで、
ところどころに、
お、っと思う場面が挟まれているところは、
大人の娯楽性あり、ですが、
でも、
この手の芸術性を出そうと狙った映画にありがちな、
まったりとした雰囲気で話が進んでいきますので、

いま何分だ?
あと何分ぐらいで終わるんだ?
と、時間を気にすること、数回ありました。

娯楽作じゃなくたって、
時間が気になるようでは、
やっぱり、
少しダメですよ。


それに、
この映画、
ちょっと、作りもの臭がするのが、
気になりますね。

心を持った人間たちが抱える、
それぞれの闇、
それを表現するために、
極端な人間たちが、そこに集められています。

でも、
そこが、
やり過ぎというか、
狙いすぎ、というか。


娯楽作的には分かりやすくて良い点かもしれませんが、
でも、この作品でそれはどうなんでしょうね。


ただ、
この映画の女優さんは良かったですよ。

この人、
韓国の女優なんですね。
ペ・ドゥナという人のようです。


なぜ、韓国人女優を使ってるのか知りませんが、
でも、たどたどしい日本語は、
演技ではないので、
それが、逆に、
空気人形にリアルさを加えていました。

脱ぎっぷりも良くて、淡々としているので、
人形らしさが出ていてました。

しかも、
かなりスタイルが良いので、
そこは、目の保養になります。


顔は、正直、そんなに美形、
という感じじゃありませんが、
まあ、でも、
このキャスティングは、大正解じゃないですかね。



もう少し面白い映画に出来たんじゃないか、
という気もしないでもないんですが、
ファンタジー映画でもあるし、
そこそこ、イイ雰囲気もあるので、
この映画を気に入る人も、おそらく多いでしょう。


ダッチワイフが画面に出てきても抵抗がなく、
まったりとしたテンポの映画でも、
我慢強く、まじめに観れる方で、
見終わったあと、
好意的になんでも深く解釈してあげられる方は、
面白いと思うと思います。
是非、どうぞ。




空気人形 [DVD]空気人形 [DVD]
(2010/03/26)
ぺ・ドゥナ、ARATA 他

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